春雨アレルギー!?

一般的に春雨アレルギーという話は聞いたことがありません。アレルギーの表示対象にある27品目の原材料は含まれていませんし、心配されている方は少ないのかなと思います。

少し気になって調べると実は春雨にもアレルギー反応を示す方もいらっしゃるようです。一般的に春雨と言えば中国の食材なのですが、中国の春雨は緑豆でん粉(えんどう豆の場合も)が主原料です。緑豆でん粉は豆類ですので例えば重い大豆アレルギーの方は緑豆にも反応を示すことがあるようで、注意をされた方がいいかも知れません。

弊社の戎国産はるさめに関しては、サツマイモでん粉とジャガイモでん粉のみ(一部商品はミョウバンを使用)で全て公にしています。これは、稀にジャガイモアレルギーという方もいらっしゃるようで、そういう方に正しく判断して頂けるようにと思っています。食品メーカーとしては、全ての食品アレルギーに対して問題の無いものを作るというのは無理だと思いますので、せめて使用する原材料は正直に全て表記するのが誠意だと思っています。

正直な原材料表示なら・・・

弊社に中国の珍しい春雨を見せて頂き、弊社で再現を依頼される事が稀にあります。そういう製品を見ていると中国の春雨のパッケージに書かれている内容と実際が違うんじゃ無いのかな?と思われるケースがありますので、本当にアレルギーで苦しんでおられる場合は注意は必要かと思います。

特にでん粉だと一般的にコーンスターチを使っている場合が多いのでは無いかと思いますので、トウモロコシ等のアレルギーを持つ方は注意が必要かなとは思います。中国や外国の食品に対する法令がどの程度厳格なのかは知りませんし、それをどの程度遵守しているのかは分かりません。何となくイメージで心配な面がありますけど。

例えば右の写真の春雨の原材料表記だと、「わらび粉、コーンスターチ、大豆油、塩」だと記載されています。その春雨が左のものなのですが、春雨自体は真っ黒です。黒わらび粉だという話でもあるのですが、この色は墨汁のような色なので食品で自然にこの色は無いんじゃないのかなぁと推測します。黒糖とかコーヒーゼリーぐらいの感じならありそうですけどね。もちろん、これが自然な発色だという事なのかもしれませんが、単に本当かな?と少し怪しいように思うだけです。何か着色料使っているんじゃないの?という風に。更に春雨の麺についても、麺の質を見ている限りは緑豆春雨の麺質によく似た感じではあるんですよね。太さは太くなってますけど麺の性質は似ているように思うので緑豆でん粉使っているんじゃないのかな?と思ったりもします。ただ、本当は何を使っているのかは分からないので断定はできませんけどね。

何が言いたいのかというと、原材料表記に関しては少しでも疑問に思うようなものがあると、全てが信じられなくなるんですよね。そういう疑問がつく食品は普通に食べて健康被害は出ないのかも知れませんけど、アレルギーを持つ方の場合は命取りになるんじゃないのかなぁと思う訳です。

もちろん、海外だけでなく国内の商品に関しても偽装問題は度々話題になる事なので、国産だから安全というのも一概には言えません。添加物等も少量で製品に殆ど影響の無いものであれば加工助剤という扱いで記載しなくても良いというルールがあったりします。大半の方は気にならないですが、ごく少量でもアレルギー反応を示す方には気になる部分じゃないのかな?とは思うんですよね。弊社で一部商品に使っているミョウバンも以前は加工助剤という解釈で記載していませんでしたし、今は使ってませんが春雨を白くするための漂白剤も最終的には成分が抜けるとして加工助剤にして記載していませんでした。現在は漂白剤は一切使ってませんし、添加物は使っている商品には「ミョウバン」と記載しています。

国産の食品となっていても、ほぼ海外で生産されて最終的な仕上げを国内でしても国産と表示出来たりするようで、本来消費者の側に立つ法令が業者の抜け穴のようになっているケースもあるかなとは思います。

アレルギー症状のある方には、無責任なようですが最終的にはご自身で判断していただくほかは無いと思っていますので、弊社としては全て正直に使ったものを正確に書くという事をしています。

グルテンフリーな春雨

数年ほど前から「グルテンフリー」という言葉が言われだしました。きっかけは、テニスのジョコビッチ選手が書いた本がきっかけだと思います。

更に糖質制限ダイエットとかで糖質を制限する食事法が痩せるという部分と混同したりして広まった感じはしますが、基本的には糖質制限とグルテンフリーは別のものです。

そもそも、糖質制限ダイエットも賛否両論あります。ただ、ジョコビッチ選手の「グルテンフリー」という食事法に関しては、小麦アレルギーをはじめ幾つもの病気の原因になっている可能性が小麦だったりグルテンにあるんじゃないか?という話で、実際にジョコビッチ選手は体調不良に悩まされていて色々と調べた結果、セリアック病というグルテンが原因の病気だったという事のようです。その他にも、気付かないだけでグルテンが原因で体調不良になっている可能性があるんじゃないか?という感じなんですね。なので、ダイエットとかの種類ではありません。

こういうグルテンフリーという考え方が欧米を中心に広がっていて、日本でも徐々に認知されつつあるように思います。実際に欧米で多くの人が取り入れているという事は効果があったという事なんでしょうし、日本人にも同じ事が言えるのかも知れません。欧米の流行が徐々に日本にも入ってくるので今後はグルテンフリーという考え方や食事法が日本にも定着するんじゃないかとも思います。

ただ、現状の食事を考えてみると、小麦(グルテン)というのはあらゆるものに使われていて、麺類、パン、揚げ物(フライ)、、避けては通れない食材になっています。特に麺類、パン等は変わりの素材が殆どないという感じです。ただ麺類に関してだけでいえば、例えば米粉の麺やそば粉の麺がありますし、更に弊社で作っている春雨もグルテンは使われていません。

太はるさめ(焼きそば風)

太はるさめ(焼きそば風)

食感という事でいうと、小麦のグルテンはモチモチとした食感の元になるようなものですし、それが小麦の麺の一番の魅力でもあります。一方で米粉麺だったり、そばではモチモチとした食感はあまりありません。が、弊社が作る春雨はモチモチとした食感は一つの売りです。

現状でも、弊社の春雨を使って頂く飲食店もありますが、そこではモチモチとした食感がお客様に好評を得る一つの材料となっていますし、小麦の麺に置き換えるような使い方で使用して頂いている例もあります。もちろん、全ての麺類から小麦が使われなくなる事はあり得ないでしょうけど、一部でグルテンフリーを意識しておられる方向けの麺として弊社の国産はるさめを使用して頂ければなぁという気持ちです。