国産の春雨の作り方は幾つかあります。

一つは弊社のように上から流れてくる「でん粉生地」を金型に入れて自然の重力で熱湯に落とす方法。これは中国でもやっている方法で元々の春雨はこのように作っていたという昔ながらの方法です。

そして、もう一つ。

最初にこういう「でん粉のシート」を作ってから一定の細さにカットする方法。これは葛きり等でも使われていますし春雨の断面も丸型ではなくて四角型になっています。

そして、最後の方法は弊社の方式に近く「でん粉生地」熱湯で茹でて成形するのですが、自然の重力で落とすのではなく圧力をかけて押し出す方法です。

大体がこの3つのどれかという事になるのですが、多くは弊社と同じような方式を取っているところが多く、大規模な機械を使っている所や葛切りも作っているところはシート状のものを作っている方式かなぁとは思います。

そして、1つ目の方式を使って製造している所は、増粘剤やミョウバンを使っているケースが多いです。

何故かというと、増粘剤やミョウバンの効果は春雨が切れにくくなるという事があります。その切れやすいタイミングは、熱湯に落として成形するタイミングと軸にかけて冷凍するタイミングです。

弊社の場合はこんな感じに掛けて冷凍しています。

この時にシートにしているものや圧力をかける場合は切れにくいんですね。

でも、昔ながらの方法でやっている方は、切れやすくなります。それを補う為に添加物を使っているという事だったりします。

なので、増粘剤(CMC)やミョウバンを使用しているところは、昔ながらの伝統製法なんだとも言えるんですね。

弊社の場合は、その伝統製法の中でずっと製造をしていますが、どうしてもミョウバンや増粘剤を使いたく無く、それを使わないような製法や配合を試行錯誤してきて、ようやく形になったともいえます。

いわば、伝統製法の良さと、添加物を使わないという良いとこ取りをしている春雨だと考えています。